2019. 8. 22 第36回人文機構シンポジウム開催のお知らせ

第36回人文機構シンポジウム

「海外で《日本》を展示すること-KIZUNA展からその意義を探る-」

日時:2019年10月5日(土)13:30~16:40
会場:東京大学本郷地区キャンパス法文2号館2階 一番大教室(東京都文京区本郷7-3-1)
都営地下鉄 大江戸線本郷三丁目駅から徒歩11分、東京メトロ 丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩13分、東京メトロ 南北線から東大前駅徒歩10分

主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構

協力:ウェールズ国立博物館
後援:英国ウェールズ政府、外務省、文部科学省、国際交流基金
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員200名)

趣旨:
人間文化研究機構(人文機構)では、国立歴史民俗博物館を中心とする研究組織により、10年ほど前から大規模な在外資料調査研究プロジェクトを推進し、新たな歴史資料の発掘とデータベース公開を基礎に、国内巡回展示やシンポジウム公開など様々な方法で成果を発信してきました。さらに、日本研究や日本文化理解を活性化させるために、海外の状況やニーズに応じた新たな日本文化発信の方法を模索する試みを実践しています。本シンポジウムは、このような活動の一環として昨年の夏、イギリス・ウェールズで開催した。国際連携展示「KIZUNA : Japan | Wales | Design」展(主催:ウェールズ国立博物館、国立歴史民俗博物館、文化庁)の実践例を中心に、博物館展示を通じた日本紹介の意義や課題について議論を深める機会とします。グローバル時代の新たな日本文化発信の展望について、国内の研究者や市民の皆さまと共有することを目的とします。

プログラム:
13:30 開会の辞
開会の挨拶 : 平川 南(人間文化研究機構 機構長)
13:35  趣旨説明 日高 薫(国立歴史民俗博物館 教授)
13:45  特別講演 デイビッド・アンダーソン(ウェールズ国立博物館 館長)
「 イギリスにおける日本展示の実態と展望」※逐次通訳付き
15:00 休憩(10分)
15:10  報告1 三木 美裕(国立歴史民俗博物館 客員教授)
「 ウェールズ国立博物館、KIZUNA展開催までの道のり」
15:35  報告2 荒川 正明(学習院大学 教授)
「日本のやきものを飾る―海外美術館における展示事情」
16:00 休憩(10分)
16:10 質疑・総合討論 司会 : 大久保 純一(国立歴史民俗博物館 教授)
16:40 閉会の辞

申込方法:
以下の人間文化研究機構の受付フォームにてお申し込みください。

https://www.nihu.jp/ja/event/symposium/36

第36回人文機構シンポジウム 「海外で《日本》を展示すること-KIZUNA展からその意義を探る-」フライヤー

https://www.nihu.jp/sites/default/files/inline-files/syomo36.pdf