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2018.2.17-18.北米班研究発表会

2月17日~18日
研究発表会「北米における日本関連在外資料調査研究・活用 ― 言語生活史研究に基づいた近現代の在外資料論の構築」が国立歴史民俗博物館(歴博)において開催されます。

平成30年2月17日(土)13:30~17:00/ 2月18日(日)10:00~17:00

北米班のミシガン大学との協定に基づく研究成果が報告されます。詳しくは、下記サイトをご覧ください。

https://www.ninjal.ac.jp/event/specialists/project-meeting/m-2017/20180217-20/

 

 

2017.10.28~10.29 歴博国際シンポ「異文化を伝えた人々」が開催されました

シンポ趣旨説明を行う日高薫歴博教授(研究代表者)

去る2017年10月28日~10月29日の二日間、国立西洋美術館において、歴博国際シンポジウム「異文化を伝えた人々―19世紀在外日本コレクション研究の現在」が開催されました。日本関連在外資料調査研究・活用事業の一環である「ヨーロッパにおける19世紀日本関連在外資料調査研究・活用―日本文化発信にむけた国際連携のモデル構築―」の成果報告として位置づけられるものです。国立歴史民俗博物館では、ドイツ人医師フィリップ・フランツ・フォン・シー

ルドルフ・エッフェルト教授(ライデン大学)

ボルトや、商館長ヤン・コック・ブロムホフなど19世紀前半から半ばにかけて日本に滞在した外国人のコレクションの調査を行い、その成果を発表してきました。2016年からは、さらにシーボルトの息子たちの世代に対象を広げ、調査研究に着手しています。本シンポでは、日本のみならず、ドイツ、オランダ、オーストリアなどの第一線の研究者によって、その新しいプロジェクトの成果発表がなされました。特に、本シンポで報告されたCGを使ったシーボルト博物館の展示復元などは、聴衆の目を奪うものでした。

ヨハネス・ヴィーニンガー教授( オーストリア応用美術館)

 

2017.10.26 講演会「日本とバチカンの過去から未来をつなぐマレガ文書の世界」が開催されました

日本とバチカンの過去から未来をつなぐマレガ文書の世界

http://www.jfroma.it/ja/luniverso_del_fondomarega/
2017年10月26日(木) 18:00
宣教師としての活動の傍らで、豊後地方のキリシタン関係の資料を精力的に収集・研究したマリオ・マレガ神父。彼により収集された文書や手稿など、1万点にも及ぶ史料群が2011年、バチカン図書館内で発見されました。この史料群のデータベース化、保存修復、デジタル化を進めるプロジェクトとしてバチカン図書館と人間文化協力機構により発足したマレガ・プロジェクトに関するシンポジウムを開催します。発言者に大友一雄(人間文化研究機構国文学研究資料館教授)、シルヴィオ・ヴィータ(京都外国語大学教授)、アンヘラ・ヌーニェス=ガイタン(バチカン図書館修復部門長)を迎えます。
共催:人間文化研究機構、バチカン図書館
助成:東芝国際交流財団
後援:在バチカン日本国大使館

2017.09.03 EAJSリスボン大会無事終了

EAJSリスボン大会が9月2日無事終了いたしました。稲賀は学会参加のためパリへ、根川はリスボンに留まり、ポルトガル海事博物館(Museu de Maritima)などでの調査を実施しました。

2017.6.3 第30回人文機構シンポジウム 海の向こうの日本文化 ‐その価値と活用を考える

日  時:平成29年6月3日(土)

13:30~16:30(開場13:00)

会  場:九州大学西新プラザ

(福岡市早良区西新2-16-23)

アクセス:地下鉄「西新」駅下車、⑦番出口より徒歩約10分

http://nishijinplaza.kyushu-u.ac.jp/access.html

主  催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構

後  援:文部科学省、九州大学

参加無料、事前申込みが必要 《先着順 定員200名》

シーボルトが日本で収集し、ヨーロッパに持ち帰った膨大な美術工芸品など、海外の研究機関等には多くの日本の歴史的資料が収蔵されています。人間文化研究機構では、これらの日本関連在外資料の調査研究をすすめています。今回のシンポジウムでは、九州各地に関係する最新の研究成果を紹介します。そして、新たな観光資源の発見につなげるための研究成果の発信、共有のあり方について、また地域振興に資する研究成果の活用の方法について、日本関連在外資料を例に研究者と観光業界、行政関係者がともに考えます。

2017.04.03 機関研究員の着任

プロジェクト間連携による研究成果活用班に配置される機関研究員が着任いたしました。

着任のご挨拶

 2017年4月1日付でプロジェクト間連携による研究成果活用班(総括班)担当の機関研究員として着任いたしました根川幸男です。本班には、昨年10月より技術補佐員としていうかたちで関わり始めました。「日本関連在外資料調査研究・活用事業プロジェクト」は、長期的な時代とグローバルなエリアをカバーするため、全体的把握は容易ではありませんが、反面大きなやりがいが感じられる目標でもあります。各プロジェクトの成果をより多くの方々に享受・活用いただくため、一生懸命お手伝いさせていただきたいと存じます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

根川 幸男