平成30年度の活動

活動概要

昨年度までと同様、推進会議を通じて4プロジェクトの連携による成果活用計画を具体化する一方、今年度は、4プロジェクトを横断する成果公開・可視化のため、次のような活動を実施した。

1. 推進会議の開催:
2回の推進会議(TV会議「調整会議」名での開催含む)を下記の通り実施し、各プロジェクトの活動状況や計画について確認し、連携の可能性と実施状況について討論した。
1-1. 調整会議開催(6月22日)
1-2. 第1回推進会議開催(9月21日)

2. 総合人間文化研究推進センター会議
5回の総合人間文化研究推進センター会議(TV会議)に下記の通り出席し、基幹研究各プロジェクトの活動状況や計画について確認するとともに、基幹研究プロジェクト中間評価の実施に関する討論に参画した。
2-1. 第1回総合人間文化研究推進センター会議(4月10日)
2-2. 第2回総合人間文化研究推進センター会議(6月5日)
2-3. 第3回総合人間文化研究推進センター会議(10月2日)
2-4. 第4回総合人間文化研究推進センター会議(12月4日)
2-5. 第5回総合人間文化研究推進センター会議(2019年2月5日)

3. 第3回東アジア日本研究者協議会国際学術大会(2018年10月26~28日)参加
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3-1. パネル「東アジアの内外を移動・伝播した日本関連資料の発掘と活用」の企画・開催。(10月28日)
この中で、「在外資料伝播経路マップ」作成の途中経過とその試作例の一部を、根川機関研究員の「オランダ商館文書の伝播経路可視化の試み」として報告
3-2. 稲賀繁美教授(研究成果活用班代表)による特別講演「いまなぜ海賊史観か―グローバル時代の日本研究を考える―商品流通と芸術概念を手がかりに」実施。(10月27日)

4. 在外プロジェクト国際シンポジウム「国際海洋都市平戸と異文化へのあこがれ―在外資料が変える日本研究」(2019年2月9~10日)の企画・立案・開催
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4-1. 国際シンポジウム「国際海洋都市平戸と異文化へのあこがれ―在外資料が変える日本研究」(2019年2月9日)
4-2. 平戸潜伏キリシタン関係遺跡踏査(2019年2月10日)
4-3. 若手研究者参加と人材育成への取り組みの一環として、本国際シンポジウムへの若手研究者参加促進のための情報発信と受入れを実施。

5. 日文研第55回報道道関係者との懇談会において、在外プロジェクト国際シンポジウム「国際海洋都市平戸と異文化へのあこがれ―在外資料が変える日本研究」の開催を報告(2019年2月27日)

6. 各プロジェクトの活動との連携促進:
上記1.の推進会議、3. 4.のパネル、シンポジウム開催の他に、次のような連携促進のための活動を行った。
6-1. 北米班(代表:朝日祥之国語研准教授)主催「移民資料コンソーシアム」(7月18日)に「プロジェクト間連携による研究成果活用」から根川機関研究員参加
6-2. 大手町アカデミア× 人間文化研究機構 無料特別講座、日高薫歴博教授(ヨーロッパ班代表)「漆(japan)から日本史が見える―『シーボルトの日本コレクション』を中心に」に「プロジェクト間連携による研究成果活用」から根川機関研究員出席
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